
(フランス/1955年/100分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕)
出演:ロジェ・デュシェ-ヌ、イザベル・コーレイ、ダニエル・コーシー
アメリカ映画と(メルヴィルの)「悪い」交友関係に強く影響を受けて作られた『賭博師ボブ』は、ジャン=ピエール・メルヴィルの初のオリジナル脚本である。かつてマフィアであった初老のボブは、 “稼業”からは足を洗い、今はパリのモンマルトルで唯一の日課である賭博に情熱のすべてを注いでいる。路頭に迷っていた少女アンヌを居候させてやると、彼女は息子のようにかわいがっているポロと恋仲になる。あるとき博打で多額の損失を出したボブは、カジノ強盗を計画するが…。少ない予算で、ほとんどがパリの街頭で撮られた本作は、パリの暗黒街に生きる人々を見事に描写している。
「『賭博師ボブ』は時間をかけて研究されるべきであり、映画の神秘を教えてくれる並外れた作品だということを、私は何度も念を押して述べたい」。(クロード・シャブロル)

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