エマニュエル・ユインとヌノ・ビザロによるデュオ・ダンス  「A vida enorme(偉大なる命)」
エマニュエル・ユインとヌノ・ビザロによるデュオ・ダンス  「A vida enorme(偉大なる命)」
  • 2010年04月23日 (金) 17時00分 - 18時00分
  • 入場無料
  • お問い合わせ: 東京日仏学院 (03-5206-2500)

雨天の場合は、2Fホール(エスパス・イマージュ)にて上演。

 

「A Vida Enorme(偉大なる命)/パフォーマンス」は、あたかも音声と映像が完全に別々になった映画のような、2部構成のデュオダンスです。まず、ポルトガルの詩人エルベルト・エルデ-ルによる2つの詩を通して、一人の男と一人の女の対話が音声で繰り広げられます。状況空間(通り、部屋)が、フランス語とポルトガル語で語られる詩の中で再現されます。このいわば擬似的な現実である音声対話は、第2の音声であるロックミュージックによって一定の間隔を置いて規則的に打ち消されます。このリフレインのように繰り返される音の表現行為によって、この2人の登場人物に共通する世界、彼等だけの世界が描き出されていきます。
そして次に、男と女が舞台に姿を現し、時に一つに結びつき合いながら2つの独立したパートをそれぞれが踊ります。ある時は力強く、またある時は脆い彼等の肉体が、各々の物語を空間に刻みつけていきます。「A Vida Enorme(偉大なる命)/パフォーマンス」では実際に投影される映像はないものの、ダンスの舞台に映画的表現を用いて、混沌とした一つの物語を語ろうとします。それは、言葉と身体が生命のエネルギーと謎を謳歌する物語なのです。

 

«私は、音声とイメージを意図的に切り離し、それぞれを色々な形で機能させてみたかったのです。例えばエルデールの官能的で霊的な詩に、デヴィッド・ボウイのユートピア的ロックをオーバーラップさせたり、言葉(音声)と身体(イメージ)を隣り合わせに並べて置いてみたりしました。»  -エマニュエル・ユイン

 

出演:エマニュエル・ユイン、ヌノ・ビザロ
テキスト:エルベルト・エルデール(La Cuiller dans la bouche(口の中のスプーン)、Du monde(世界) - La Différence出版)
音響:サンディ・ノタリアーニ
声:エマニュエル・ユイン、ヌノ・ビザロ
(統括オペレーター:フランソワ・ル・マゲ 音響オペレーター:アラン・シュルヴリエ)

 

 

エマニュエル・ユイン:1963年生まれ。哲学と、主にモーリス・ベジャールにダンスを学ぶ。1994年、ヴィラ・メディシス館外プロジェクトの奨学金を得て、デビュー作品Mùaを出自であるベトナムにおいて上演。以後、Passage(1997)、Tout contre(1998)など数々の作品、造形芸術家らとのコラボレーションを経て、2001年京都のヴィラ九条山に招聘アーティストとして迎えられ、後のコンテンポラリーダンスと生け花の出会いから生まれた「心奪(Shinbai)」(2009)などのプロジェクト作品の礎となる構想を練る。現在、アンジェ国立現代舞踏センター(CNDC)で芸術監督を務める。「A Vida Enorme(偉大なる命) 」の初演は2003年。

 

 

 

ヌノ・ビザロ:リスボンのグルベンキアン・バレエ団で本格的にダンスを始め、カルロス・カルダスに学ぶ。1990年よりコンテンポラリーと即興のテクニックに特化したトレーニングを、リスボン、パリ、ニューヨーク、ベルリンで行なっている。90年代にルチアナ・フィナ、ジョアン・フィアデイロと出会い、彼らと共に省察、育成、専門多分野における作品発表の場としてのRe.al et Lab を設立。1990年から1996年まで振付家でもあるジョアン・フィアデイロと共に踊る。1997年、リュドガー・ラメルスと共に作品Stand By を発表。1995年よりマーク・トンプキンス、ハワード・ソネンクラー、グザヴィエ・ル・ロワ、メグ・スチュワート、デヴィッド・ヘルナンデス、クリスティン・ドゥ・スメット、ヴェラ・マンテロ、ボリス・シャルマッツ、ラシッド・ウラムダン、ジェニファー・レイシー、マチルド・モニエ、そしてエマニュエル・ユインらのプロジェクトに参加する。2005-2006年にはイザベル・シャドと共にRevolver の振付を担当、さらにエマニュエル・ユインと共にHeroes 、ボリス・シャルマッツと共にQuintetteを発表している。パリでフェルデンクライスメソッドを学び、また同メソッドの指導者でもある。
「A Vida Enorme(偉大なる命)/パフォーマンス」は2002年リヨンのヴィラ・ジレで創作。

 

 

制作:Múa(ミュア)カンパニー 共同制作:アントル・クール・エ・ジャルダン(ディジョン)、モンペリエ・ラングドック-ルシヨン国立振付センター、ヴィラ・ジレ(リヨン) 上演時間:60分

 

アクセス
東京日仏学院

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