
- 2009年12月04日 (金) 18時30分
- 開場:上映20分前
- 入場無料。当日12h45より1F受付にて整理券の配布を行います。
- お問い合わせ: 東京日仏学院(03-5206-2500)
(フランス/1947年/86分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕)
出演:ハワード・ヴェルノン、ニコル・ステファーヌ、ジャン=マリ・ロバン
メルヴィルの長編処女作。1941年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。
第2次世界大戦中、ドイツの将校が一人の老人とその姪の家に寄宿する。フランス文化に熱狂し、独仏二国間の融和の信奉者である将校は、毎晩彼らを居間に訪れる。しかし、その数ヶ月の間、家の主人は、将校に対して強固な沈黙で答える……。
その後も長い間メルヴィルとコンビを組み続けることになる撮影のアンリ・ドカは、大胆な自然光を使用し、禁欲的な演出からにじみ出る室内の緊張感を見事に捉え、ヌーヴェル ・ヴァーグ世代の名キャメラマンにもなる。原作はレジスタンス文学の名作として知られるヴェルコールの同名小説。
*本作は、2月13日より、岩波ホールにて、ロベール・ブレッソン監督『抵抗』と連続上映。
上映後、小説家の矢作俊彦とメルヴィルの貴重なインタビュー本『サムライ――ジャン= ピエール・メルヴィルの映画人生』(晶文社)を翻訳した井上真希によるトークショーを予定(敬称略)。
矢作俊彦(やはぎ・としひこ)
作家。1950年、神奈川県横浜市生まれ。コピーライター、漫画家などを経て執筆活動にはいる。『リンゴォ・キッドの休日』『真夜中へもう一歩』などで注目を集めた。大友克洋との合作コミック『気分はもう戦争』(82年)がミリオンセラーに。映画「アゲイン」(84年)、「神様のピンチヒッター」(90年)、「ザ・ギャンブラー」(92年)では映画監督を務めた。
98年『あ・じゃ・ぱん』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、04 年には『ららら科學の子』で三島由紀夫賞を受賞。他の著作に『マイク・ハマーへ伝言』『スズキさんの休息と遍歴』『新ニッポン百景』『夏のエンジン』『THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ』『傷だらけの天使――魔都に天使のハンマーを』などがある。最新作は、司城志朗との共著『犬なら普通のこと』。
井上真希(いのうえ・まき)
翻訳家。1960年、北海道生まれ、青森市育ち。早稲田大学第一文学部人文専攻卒業。複合文化施設勤務を経て独立し、翻訳、著述、編集に携わる。
訳書にジャン=ルイ・フロマン執筆「ジャンポール・ゴルチエの世界」展カタログ(上野の森美術館)、ルイ・ノゲイラ著『サムライ――ジャン=ピエール・メルヴィルの映画人生』(晶文社)、ケニーゼ・ムラト著『バダルプルの庭』(清流出版)。近刊(12月1日発売予定)として山本容子氏との共著『ルナ+ルナ――山本容子の美術旅行』(講談社)。
公式ブログ「le maquis 井上真希のレジスタンス日記」http://lemaquis.cocolog-nifty.com/

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