
- 2009年10月18日 (日) 13時30分
- 開場:上映20分前
- 会員:1,000円
- 一般:1,500円
- 10月2日より前売り券発売開始
- お問い合わせ: 東京日仏学院 (03)5206-2500
『スペクタクルの社会』
(フランス/1973年/90分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕付)
声:ギー・ドゥボール
既存映画の転用において使用された作品:『リオ・グランデの砦』(ジョン・フォード)、『大砂塵』(ニコラス・レイ)、『上海ジェスチャー』(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)、『壮烈第七騎兵隊』(ラオール・ウォルシュ)、『アーカディン/秘められた過去』(オーソン・ウェルズ)、『誰が為に鐘は鳴る』(サム・ウッド)、そのほか、「社会主義と称される国々の、幾人かの官僚的な映画作家による作品」。
「『スペクタクルの社会』は、1973年に上映されたが、その6年前に書かれた同名の著作の中で展開されたテーマを映像で描きなおして見せたものではない。ドゥボールにとっては、彼が自身の規律として強制するために作品内に用いているスペクタクルと表現技術に対する戦いに再び挑み、それをよりラディカルにするものだった。(…)ドゥボールは、濫用という反美学主義(アンチ・エステティック)に忠実で、自分の目的を直接画像で示すことなく、ニュースや映画の抜粋や、政治家やカヴァーガール、海岸での休暇を楽しむ人々や、広告のイメージやその他のイメージを用いて表現する」。
ヴァンサン・カウフマン,「ギー・ドゥボール、ポエジーの使用法における革命」
『映画『スペクタクルの社会』関してこれまでになされた毀誉褒貶相半ばする全評価に対する反駁』
(フランス/1975年/22分/35ミリ/日本語字幕付)
声:ギー・ドゥボール
1973年10月に完成した長編映画『スペクタクルの社会』は、翌年の5月に公開され、激しい反響を巻き起こす。自身の映画に関する批評に対して反論を行うため、ドゥボールはこの短編作品を製作する。「映画の専門家たちはそこには悪しき革命政治があると言い、人を欺くあらゆる左翼の政治家たちはこれを悪しき映画だと言った。しかし、革命的であると同時に映画作家であるとき、人は次のことを容易く証明することができる。彼らすべての辛辣さは、問題とする映画が彼らには打倒できない社会の正確な批判であり、彼らには作ることのできない最初の映画であるという明白な事実に由来しているのである」(ドゥボール)。
上映後、フィリップ・アズーリ氏によるレクチャーがあります。
フィリップ・アズーリ氏
1971年生まれ。フランス日刊紙「リベラシオン」で映画批評を寄稿。またカルチャー週刊誌「レ・ザンロキュプティーブル」にも定期的に寄稿。ジャン=マルク・ラランヌとの共著『ファントマ、近代的スタイル』(イエロー・ナウ社、2002年)、『ジャン・コクトー、無秩序』(カイエ・デュ・シネマ社、2003年)がある。

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