撮影中のアモス・ギタイとジュリエット・ビノシュ
アモス・ギタイ特集 「越えて行く映画」
  • 2010年11月30日 (火) - 2010年12月12日 (日)
  • お問い合わせ: 東京日仏学院 (03)5206-2500

東京日仏学院は、今冬、第11回東京フィルメックスとアテネ・フランセ文化センターと共催で、イスラエル=パレスチナの問題、21世紀の世界、そして個人のあり方を考える上で、最も重要な映画作家のひとりアモス・ギタイの作品を特集します。特集中には、アモス・ギタイ監督本人の来日、多彩なゲストとの講演会なども予定しています。

 

イスラエル建国の2年後、1950年にハイファで生まれたアモス・ギタイ。彼は、イスラエルを巡る歴史と問題をドキュメンタリーとフィクションというふたつの手法で描いてきました。複数の場所とそこに住む様々な人間の記憶を撮り続けることで新たな真実を浮かび上がらせてきた彼にはまた、イスラエルに生まれながら、イスラエル/パレスチナの「対立構造を批判する」というきわどい戦略の過激さゆえ、祖国を離れての活動を余儀なくされた時期もありました。中東の政情が一向に好転しない現在の世界情勢では、イスラエルの現実と本質を伝えるギタイ映画の必要性はますます高まっています。

また、彼の映画はその映像スタイルにおいても世界の注目を集めてきました。たとえば、ベルナルド・ベルトルッチは、ギタイの撮影現場に「危険な空気が漂っていた」とし、「詩人の手の中で、カメラは素晴らしい武器にもなれば、危険な凶器にもなる」というコクトーの言葉を引用してその芸術性を絶賛。サミュエル・フラーは「彼は古代の魔法と現代のコンピュータ化された魔法を一つにする」と、また、フィリップ・ガレルは「彼の映画は崇高だ」と語っています。

 

 

第1期:亡命三部作 第11回東京フィルメックス 2010年11月20日(土)~11月28日(日)
第2 期:歴史/都市/戦争 東京日仏学院 2010 年11 月30 日(火)~ 12 月12 日(日)
第3 期:特集アモス・ギタイのドキュメンタリー映画 アテネ・フランセ文化センター 2011 年1 月下旬~2月上旬
※詳しいスケジュール、内容は、チラシまたは各会場のホームページにてお知らせします。

 

 

《上映予定作品》
亡命三部作:
『エステル』
『ベルリン・エルサレム』
『ゴーレム/さまよえる魂』

 

歴史/都市/戦争:
『メモランダム』
『ヨムヨム』
『カドッシュ』
『撤退』
『キプールの記憶』
『ケドマ』

ほか

 

ドキュメンタリー映画:

『エルサレムの家』
『News from Home, News from House』
ほか

 

 

『ヨム・ヨム』

『カドッシュ』

サミュエル・フラーとアモス・ギタイ

『メモランダム』

『エデン』

『キプールの記憶』

『インディペンデンス アモス・ギタイの映画『ケドマ』をめぐって』

『ケドマ』

『プロミスト・ランド』

『撤退』

『アモス・ギタイと『アリラ』についての断片』

『アリラ』

『ケドマ』

『キプールの記憶』

『エデン』

『カドッシュ』

『メモランダム』

『ヨム・ヨム』

『エステル』

『プロミスト・ランド』

『撤退』

『アリラ』

『ベルリン・エルサレム』

『家からの報せ、故郷からの報せ』

『家からの報せ、故郷からの報せ』

サミュエル・フラーとアモス・ギタイ

『ゴーレム、さまよえる魂』