特集・特別企画: 読書の秋2010
文学と文学をめぐるもの

文学と文学をめぐるもの

「読書の秋」 小さな何でもないことの記録
パスカル・ラバテ講演会
パスカル・ラバテ講演会
- 2010年11月22日 (月) 19時00分 - 21時00分
- 会員:入場無料
- 一般:入場無料
- フランス語と日本語、同時通訳付き
- お問い合わせ: 東京日仏学院(03-5206-2500)
通りすがりのジプシー女から莫大な富を築くだろうと予言を受けた皮肉屋シメオンは、ためらいなしに一攫千金を狙いロシア革命に身を投じます。
ある古本市でアレクセイ・ニコライヴィッチ・トルストイという20世紀前半のロシア人作家の『イビキュス、あるいはネヴゾーロフ・Pの冒険』を手に取ったラバテはそれをレフ・トルストイの作品だと思い込んでおり、まさかこの作品が後に彼の代表作を生むとは思ってもいませんでした。.ロシアの画家や映画監督のように、ラバテもまた、師範的なイラストと演出からは離れ、『イビキュス』はイラスト、テキスト、沈黙、語られないもの、見えないものによって進んでいきます。
パスカル・ラバテは著名なバンド・デシネ作家であると同時に、2本の映画の監督もしており、生活の中で起こる小さな事件を語っています。今秋国書刊行会より日本語版が刊行される『イビキュス』(訳:古永真一)はアングレム国際マンガフェスティバルにて、Alph-Art 最優秀マンガ本賞を受賞しました。
古永真一 :早稲田大学文学学術院非常勤講師。フランス文学研究の他、BDに関する論文の執筆や翻訳も手がける。著書に『ジョルジュ・バタイユ 供犠のヴィジョン』。訳書にティエリ・グルンステン、『線が顔になるとき──バンドデシネとグラフィックアート』など。
アクセス
東京日仏学院エスパス・イマージュ

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