人生の終焉:倫理的ジレンマ
技術、法律、歴史

主催:サイエンスコープ、アンスティチュ・フランセ東京

日時:2022年12月9日(金)、6:00-8:00pm F-111/112号室

使用言語:フランス語

※要予約(席数に限りがあります

https://forms.gle/tohWmEzTiG1bwDKj9

デイヴィッド・A・ベナハム(ニューメキシコ大学名誉教授)の日本滞在の際、アンスティチュ・フランセ東京とサイエンスコープはベナハム氏をリサーチ・カフェにお招きし、今回ご講演頂く運びとなりました。医師で歴史家でもあるベナハム氏は、人文学と医学、そしてフランス語圏と英語圏の架け橋と見做されております。

 

デイヴィッド・ベナハム氏は様々な領域の研究者をはじめこのテーマに関心のある方と共に対話したく考えております。歴史、人文、哲学、医学の関係性に関心を持っているベナハム氏は生物医学における倫理や医学の歴史、公衆衛生の権威者でもあります。この講演では、人生の終焉にいる患者のケアについて歴史が何を教えてくれるのか、さらに近代医学の発展がいかに我々のケアの倫理に対する理解に影響を与えているかについて考察します。とくに、今日のアメリカとフランスで議論されている近代の衝突と科学の影響についても議論します。

 

デイヴィッド・A・ベナハム教授(医学博士、理学博士・名誉学位)スワースモア大学(歴史学)卒業後、ジュネーヴ大学の医学博士を取得。ニューヨークのルーズベルト病院でのインターンシップ終了後、ニューメキシコで医師業に専念。近年は臨床診療から退き、後進の指導に力を注ぎ、研究活動に従事。現在、ニューメキシコ大学のヘルスサイエンスセンター(UNMHSC)の招聘学者として活躍。

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  • 2022-12-09 - 2022-12-09
  • 18:00 - 20:00
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都